学生の頃からだけど、リハビリは自分に合っていない気がする…
折角なら療法士の専門性を出して、好条件の職場に転職したい
でも、別の道(他職種)に進むのはリスク高過ぎだよね?
理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)から別の道(他職種)に転職する人はめちゃめちゃレアです
なぜなら、リハ職は専門・大学入学の時点で進路が1つに確定していて、あまりにも掛けてきたコストが大きすぎるため(辛い実習や国家試験)です
一般的な大学生なら入学後でも進路をある程度変更出来るのに対し、リハ職は高校生の段階で1つの職業を決めるので、なんとなく違うと感じながらそのまま卒業→働く方が多いです
本記事では、「リハ職から別の道に進もうか、進めるのか?」迷っている方に向けて、
専門性を活かして転職求人のある具代的な6つの職業と、別の道に進む良い点3つ・注意点3つをお伝えします
本記事を読むと、PTOTST自体を辞めようか、別の道に進むなら具体的にどんな職業があるのかを知ることで、次の行動に移していけます
- 医療機器メーカー
- キャリアアドバイザー(人材コーディネーター)
- 児童発達支援/児童指導員
- 福祉機器事業
- ベンチャー企業
- 治験コーディネーター等
- 養成校教員
がPT/OT/STから一般企業からリアルに求人のある職種です(2022年2月時点)
少しでもリハ職以外の道も気になる方は是非
【転職求人あり】理学・作業療法士、言語聴覚士から別の道へ専門性を生かした6つの職業を紹介
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士から別の道に進むにはどんな職業があるのか?
2022年2月時点の転職サイトなどから探してみました
- 医療機器メーカー
- キャリアアドバイザー(人材コーディネーター)
- 児童発達支援/児童指導員
- 福祉機器事業
- ベンチャー企業
- 治験コーディネーター等
- 養成校教員
いずれも募集要項の欄に理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を求めてくれている職業です
まずは、こんな職業もあるんだ
程度でも良いので、知っておくと転職先の選択肢が広がります
理学・作業療法士、言語聴覚士から別の道①:医療機器メーカー
医療機器メーカーの営業職や研究職としての求人募集があります
特に営業職としての求人が多く出ています
医療機器に関して、医学的知識が無ければ商品の説明は出来ません
その点、医療系国家資格は大きなメリットになります
会社によって、病院の医療機器に特化したり、家庭用ヘルスケアに特化したり、もっと細かく特化している企業も多いので、ご自身の興味がある分野の医療機器メーカーなどで検索してみるとより具体的に見えてくると思います
平均年収 | 487万円 |
20代平均 | 447万円 |
30代平均 | 545万円 |
理学・作業療法士、言語聴覚士から別の道②:キャリアアドバイザー(人材コーディネーター)
転職希望者に対して、希望者と企業との間に入り、情報交換や転職するまでのサポートをする職業です
医療系転職市場は大きいので、実際に医療従事者として働いていた経験で需要は高くなる
リハ職や医療従事者として同じように悩みのポイントやアドバイスを出せると思います
平均年収 | 413万円 |
20代平均 | 384万円 |
30代平均 | 486万円 |
転職希望者を企業に入職してもらうことで利益が出るビジネスですので、
入職してもらう利用者が増えると、基本給にプラスされる職場も多く、頑張り次第で大きく年収upも狙える職業です
理学・作業療法士、言語聴覚士から別の道③:児童発達支援/児童指導員
児童養護施設等に通うお子さんの発達支援したり、送迎したり職業です
最近では児童養護施設だけではなく、
一般企業で発達支援を促すスクールで理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の需要が高まっています
児童養護施設では多くのお子さんと一緒に過ごす中で発達を支援したり、スクールの形で一対一の関わりから発達支援を行っていくなど、職場によって内容は変わってくるようです
理学・作業療法士、言語聴覚士から別の道④:福祉機器事業
療法士なら特にイメージしやすい職業だと思いますが、杖の選定から住宅改造まで、相談・提案・実行する仕事になります
病院や訪問リハで働く方なら、退院時カンファレンスや訪問の際に福祉機器業者の方も一緒に来てくれることもよくありますよね
PT・OT・STとしての専門性を直接生かした仕事になります
理学・作業療法士、言語聴覚士から別の道④:ベンチャー企業
最先端の医療ロボット・医療機器・医薬品などの開発・販売・営業を行っているベンチャー企業
医学的知識を存分に活かして、営業職または研究職としての求人があります
ベンチャー企業ではある特定の分野に特化した企業が多く、比較的企業規模(職員数)が小さい傾向にあるので、企業の成長性や自分の価値観を合うのかは、事前に調査しておく必要があります
その分、事業が成功したときや営業で契約が取れたなどで一気に年収upする可能性はあります
逆のパターンも勿論ありますが…
自分の価値観と合う企業、熱い気持ちを持って進むにはうってつけの転職先かも知れません
理学・作業療法士、言語聴覚士から別の道⑤:治験コーディネーター等
まず、治験コーディネーターって何?
なかなかリハ職で普通に働いているとわからないですよね
製薬会社が新薬を開発するとき、最終段階で人体への有効性と安全性を確認するために「臨床試験(=治験)」をおこないます。その治験の調整役となるのが、治験コーディネーターです。英語表記の「Clinical Research Coordinator」を略して、CRCと呼ばれます。
ジョブメドレー
関連職種としては、CRO(医薬品開発受託機関)やSMO(治験施設支援機関)、CSO(医薬品マーケティング支援機関)など医薬品やマーケティングに関連する職種になります
ただし、リハビリとは少し分野が異なり
基礎医学や薬学などに特化していく必要もあるので、改めて勉強をしていく必要があると思います
平均年収 | 484万円 |
20代平均 | 452万円 |
30代平均 | 511万円 |
理学・作業療法士、言語聴覚士から別の道⑥:養成校教員
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の養成校教員になる道です
リハ職を続けることにはなりますが、養成校教員となれば業務内容は一気に変わります
療法士として教育・研究分野で働きたい、肉体労働から開放されたい人にはオススメ!
今まで培ってきた知識や経験をそのまま強みになります
学校の先生というと、教員免許がいるんじゃないの?
と思う方もいますが、養成校の先生には必要ありません!
求人数が少ないですが、タイミングが合えば挑戦してみるのも一つの手です
理学・作業療法士、言語聴覚士から別の道で気をつける3つのポイント【年齢・リスク許容度・働き方】
リハ職から別の道に行くには、正直リスクが高いです!
なぜなら、仕事内容や働き方などのイメージがつきにくいからです
気をつけるポイントは
- 年齢(35歳未満の求人もある)
- リスク許容度(家族など)
- 働き方(時間管理が自分中心では無い可能性)
それぞれ深ぼって行きましょう
理学・作業療法士、言語聴覚士から別の道で気をつける①:年齢
年齢で気をつけるポイントは年齢を取るほど、【リスク】と【転職しづらさ】が高まります
1つの目安は【35歳以上】
実際に確認した求人票では、人材コーディネーター/営業の募集要条件で【35歳以下】と条件がありました💦
転職失敗したら、どうしよう…?
もし失敗した場合に、もう一度転職するのにも年齢による影響があります
目安としては【35歳】が一つの区切りになりそうです
理学・作業療法士、言語聴覚士から別の道で気をつける②:リスク許容度
人それぞれの【リスク許容度】を考えて見ましょう
- 年齢
- 性別
- 性格
- 結婚しているかどうか
- 子供がいるかどうか
- 貯金額
などなど、多様な要素が関わってきます
リハ職から別の道に進んで、
転職先が思っていたのと違っていた…
転職失敗した時に軌道修正出来るかどうかは人によって大きく異なります
でも、挑戦しなきゃ改善も無いでしょ!
勿論、そう思える方については実際にやってみてから判断でも全然okです!
ただ、結婚していて、小さなお子さんがいて、ホワイトな職場と思っていたのに、長時間残業して…
なんてことになったらどうでしょう?
想像しただけで恐ろしいですよね💦
独身だから良いわけではありませんが、独身・20代であれば失敗したら、またリハ業異界に戻ることは十分に出来ます
人によって、環境によって、【リスク許容度】は異なりますので
もし転職先が失敗だったら、と考えてみる必要があります
理学・作業療法士、言語聴覚士から別の道で気をつける③:働き方
自分の求める働き方を実現出来るかも知れません
求人票を見ていると、
- 在宅ワークOK
- フレックスタイム制(好きな時間に働ける)
- 年間休日〇〇日
- 残業無し
とか魅力的な言葉ありますよね
リハ職で在宅ワーク・フレックスタイム制とか、ありえないですからね…
ただし、職場だったり、仕事内容だったりで顧客に合わせる必要が出てくる可能性があります
例えば、人材コーディネーターに転職したら、
- 面談の日程
- 休みでも連絡が来る可能性
- 突然の休みでも代わりがいない
など、療法士であれば自分が休みでも他の療法士が対処出来ても、人材コーディネーターでは担当制となれば、顧客に合わせる必要が出てきそうです
理学・作業療法士、言語聴覚士が別の道に行く背中を押す3つのポイント
PT・OT・STとして働いていて、別の道・別の業界に転職は不安ですよね
私もPT2年目に建築業界に転職活動しましたが、途中で挫折してしまいました
挫折した原因は「どんなリスクが有るのか分からず、転職失敗したらどうしよう」という恐怖ばかりが膨れ上がっていました
- 自分に合った仕事につける
- 20代ならよりリスクが低い
- リハ業界は比較的ブランクがあっても再就職しやすい
自分に合った仕事につける
PT・OT・STとして働いていて、
自分にリハ職、合っていないなー…
と思っている方にとっては自分に合った仕事に就ける可能性があります
一度、社会人としては実際に働く中で更に興味のある職業だったり、働き方(在宅ワーク向きなど)だったり自分の考えを軸として職業を選べるからです
リハ職として働いていれば、大抵の場合は8時30分から17時まで勤務時間が固定していて、
現場にいないと何も始まらないので在宅ワークとかまず無理ですからね
自分が働きたい職種や働き方がはっきりを分かった上で、自分にあった職業につくことが出来ます
決して、なんとなく雰囲気で良さそうだら転職!ではリスク高すぎなのでご注意下さい
20代ならよりリスクは低い
20代、特に独身であればリスクは低いです
3つ目のポイントとも繋がりますが、『リハビリ業界はブランクあっても再就職しやすい』からです
どの職種にも言えることですが、もし転職失敗したとしてもまた次の職場にも行けることが多いです
新規学卒就職者の離職率(厚生労働省)では卒後3年経っている平成30年3月卒の人のうち
- 短大等卒(おそらく専門学校卒含む):41.4%
- 大卒:31.2%(医療・福祉業界38.6%)
約4割近くが3年以内に離職しています
20代は入職・離職率が高いため、転職市場は広く、転職しやすい環境にあります
他の職種へ転職したいなら、なるべく早く行動するのが良さそうです
リハ業界は比較的ブランクok
リハビリ業界は比較的ブランクが合っても再就職しやすいです
なぜなら、
- 国家資格が無ければ出来ない仕事だから
- 今はまだ人手不足の職場が多いから
2021年での有効求人倍率(企業の募集1人に対して、転職希望者2人の場合、有効求人倍率0.5倍となります)
- 全職種平均:有効求人倍率1.02倍
- 事務的職業:有効求人倍率0.32倍
- PT・OT・ST:有効求人倍率2.5〜3.5倍
参考元:厚生労働省(一般職業紹介状況)
リハ職は人手不足で転職しやすいのは事実です…
人手が足りていないため、業務量多すぎ❗となりやすいですが…💦
ただし、40代で10年以上のブランクがあればちょっと難しかも知れませんが、
20代で数年のブランク(別の道・他の仕事をしていた)であれば「経験豊富」とまで思われる傾向があるようです
これから別の道に進もうか悩んでいる方は
もし失敗してもまたリハ職として働くのも1つの手だし
だと思うことで一歩前に進めると思います
専門職の強みを生かした理学療法士(作業・言語聴覚士)が別の道に進む→アリ
理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)から別の道の進むことを応援しています
せっかくなら、国家資格の専門性を生かして転職を有利に進めたいですよね
- 医療機器メーカー
- キャリアアドバイザー(人材コーディネーター)
- 児童発達支援/児童指導員
- 福祉機器事業
- ベンチャー企業
- 治験コーディネーター等
- 養成校教員
がPT/OT/STから一般企業からリアルに求人のある職種です(2022年2月時点)
ただし、別の道に進むということは非常にリスクが高いです
同業種であれば、仕事内容や働き方などある程度予想出来ます
しかし、全く畑違いの業種となれば、自分で予想することは難しいです
- 年齢(35歳未満の求人もある)
- リスク許容度(家族など)
- 働き方(時間管理が自分中心では無い可能性)
- 自分に合った仕事につける
- 20代ならよりリスクが低い
- リハ業界は比較的ブランクがあっても再就職しやすい
別の道に進む際のリスクを知った上で、背中を押す良い点をお伝えしました
特に20代・独身であれば、かなりリスクを押さえて転職出来ます
そして、リハ職から別の道に進む際に一人で情報収集はほぼ不可能、
というか賭けになってしまいます
今働いている業界から別の業界に行くには、転職サイト・エージェントの協力を得る必要があります
専門的に情報収集してくれたり、見学・面接の調整、給料の交渉、求人票ではわからないことを確認してくれたり、履歴書の添削、採用試験対策してくれたりと無くてはならない存在です
特に、別の道に進もうとするならなおさらです
本記事を読んで、まだどうしようか悩む方も多いと思います
そんな簡単にリハビリを辞めて、他の業界に行くことは出来ないですよね?
を見てからでも全然遅くはありません
今回はこの辺で
ありがとうございました