理学療法士協会って、現役でPTやってるけど休会しても大丈夫かな?
年会費20,000円って高すぎ!
退会との違いは?
実は殆どの理学療法士にとって、理学療法士協会を退会・休会することのデメリットは限定的です。
なぜなら、正会員と休会/退会した会員(非会員)のデメリットがはっきりしているから。
私は理学療法士協会を休会にして約4年目になりますが、一度も困ったことがありません。
本記事を読めば、理学療法士協会することのデメリットが知れ、自分は休会した方がよいのか、悪いのか、もしくは退会なのか、判断できます。
本記事を読むと、なんとなく理学療法士協会に加入している方にとって、毎年約2万円の節約(日本+都道府県理学療法士協会)ができる。
- 理学療法士協会HPから申込のみ学会・研修会に年間4回以上参加する
- 登録・専門・認定療法士を目指している
- 理学療法士賠償責任保険にこれからも加入したい
に該当しなければ、休会してもほぼ問題ありません。
それでも、不安なら来年度だけ休会にしてみるのもOKです。
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【年会費無料】理学療法士協会は休会でほぼ問題ありませんでした
日本理学療法士協会の入会率はこの6年で平成27年度79.1%⇛令和3年度69.2%に低下しています(日本理学療法士協会統計情報から 協会会員÷国家試験合格累計 で算出)。
私は現役で理学療法士として病院勤務していますが、6年間協会非会員(休会)で特に不便や不安を感じたことはありません。
続いて、理学療法士協会休会に向けての注意点3つをお伝えしていきます。
- 休会のデメリット
- 休会申請期間は【初めて】【継続】で異なる
- 休会すれば、勿論年会費は『無料』
- 『休会』『退会』の違い
理学療法士協会休会のデメリットは?
- 研修会・学会への参加費が割高(理学療法士協会ホームページから申込するものに限る)
- 参加できない研修会がある(理学療法士協会ホームページから申込するものに限る)
- 登録・認定・専門理学療法士になれない
- PT協会の賠償責任保険に加入できない
- 学会の演題登録にお金がかかる
- 福利厚生サービスが使えない
- 気まずい思いをするかも
正直、PT協会以外の研修会にばっかり参加しています💦
■各種研修会・学会等への会員価格での参加(会員対象の研修会へは参加できません)
■各種学会への無料での演題登録
■理学療法士賠償責任保険への加入(全員加入・任意加入)
■会報誌「JPTA NEWS」の発送
■役員候補者選挙および代議員選挙の選挙権・被選挙権
■福利厚生サービス「クラブオフ」の利用 など
日本理学療法士協会:休会申請
詳細については【【注意】理学療法士協会『休会』のデメリット7選|休会中現役PTが解説】でデメリットを確認してください。
理学療法士協会の休会申請期間は【初めて】か【2回目以降】で違う
休会申請期間は
- 初めてなら、いつでもOKだが年会費は払う必要あり…
- 2回目以降は1月1日〜3月31日のみ
パターン①:休会申請が2024年4月1日〜12月31日の場合
⇛休会期間は2025年3月31日まで
⇛再度2025年1月1日〜3月31日までに【休会継続手続き】が必要
⇛翌年度の年会費無料
パターン②:休会申請が2024年1月1日〜3月31日の場合(こっちがおすすめ)
⇛休会期間は2025年3月31日まで
⇛翌年度の年会費は無料
1月1日〜3月31日までに申請して、翌年度が休会されます。
例えば、2024年3月1日に休会申請したら、2024年4月1日〜2025年3月31日まで休会扱い
休会したまま、来年の3月31日までに【休会継続手続き】をしないと、【退会】になってしまうのでご注意を!
初めて休会する場合には、基本的には申請日以降は休会となりデメリットで説明した部分を受けてしまうのに、年会費は払わ無いと行けない…
だったら、1月1日〜3月31日に申請して、なるべく長く協会員として賠償責任保険などのメリットを受けつつ、来年度から年会費無料にした方がお得!
詳細は【日本理学療法士協会:休会申請】を参照して下さい。
理学療法士協会休会すれば、翌年度の年会費無料
休会すれば翌年度の年会費の約20,000円はかかりません!(1月1日〜3月31日までに休会申請した場合)
日本理学療法士協会年会費;1万円 都道府県理学療法士協会;1万円前後
※どちらか一方だけ退会・休会はできません。
もし、休会申請が3月末になって年会費のクレジットカード決済がされたあとでも、ちゃんと返金または引き落とされないようになりますのでご安心下さい。
私は初めて休会したときは年会費が決済後に休会申請しましたが、実際の引き落としまでには決済キャンセルされていました。
ただし、年度途中での退会では年会費は帰ってきませんのでご注意を。
休会中は年会費免除となります。
ただし、年度途中で休会される場合は当年度分の納入が必要です。
日本理学療法士協会:休会について
理学療法士協会『休会』と『退会』の違いは?
休会は、会員としての在籍をしたまま一時的に活動を休止されるため、復会することが可能です。また、過去在籍中に取得された新人教育プログラムや生涯学習の受講履歴が保持されますので、復会後には、継続して生涯学習を進めていただくことが可能です。さらに、復会の際は入会金は必要ありません。一方、退会は生涯学習履歴を含めて在籍時の会員登録情報が無効となり、再入会の際に入会申請及び入会金の納入が必要です。
日本理学療法士協会:退会と休会の違いはなんですか
- 今後、復会(再び理学療法士協会に加入)するときに入会金の5,000円がかかる
- 今まで受けてきた研修会履歴(新人教育プログラムなど)がリセット
- 継続手続きは不要(休会は毎年手続き必要)
つまり、新人教育研修プログラムとか、登録・專門・認定理学療法士のためのポイントがゼロになるかどうかです(休会ならポイント等はそのまま残り、復会すればそのままポイントが使えます)。
今は全くやる気はないけど、もし将来的に認定・專門理学療法士を目指すかもしれないので、休会しておくのが無難。
とりあえず、来年度だけ休会してみて問題ないか試してみるのもOK
うーん、休会については分かったけど、なんとなくまだ不安。
現役でPTやってるし…
不安なら、休会制度は1年間更新なので来年度だけやってみるのもアリだと思います。
休会してみて、デメリットを感じるようならまた復会すればOK
【結論】デメリットに該当しなければ、理学療法士協会は休会がお得!
理学療法士協会費は日本+都道府県合わせて、年間20,000円前後です
正直年会費が高くて、あまりメリットを感じていないかたも多いと思います。
現役で理学療法士続けているから、なんとなく年会費を払っている…
そんな方にはデメリットの
- 理学療法士協会から申し込む研修会に年間4回以上参加(筆者調べ)すると年会費の方がお得
- 定期的に学会発表している(登録料が必要になる)
- 登録・専門・認定療法士を目指している
- 理学療法士賠償責任保険にこれからも加入したい(無料で300万円まで保証)
に該当するなら、協会員継続が無難です。
それでも、まだ不安💦
って方は、来年度だけ休会にしてみて、デメリットを感じるかどうかで判断するのも良いですね。
復会はいつでも出来ますので、ご安心を。
休会申請期間は1月1日〜3月31日が基本です。
既に休会中の方は継続しないと、【退会】になってしまうので期間にはご注意下さい。
数分の登録作業で毎年20,000円の節約になるなんてコスパ最強です。
それほど研修会や発表していない方にはメリットがあるので、検討してみても良いと思います。
合わせて、
を参考にしてみて下さい❗
今回はこのへんで
ありがとうございました😁